生田ランドセル

よくある質問FAQ

ランドセル本体について

ヘリ巻きとコバ塗りは
どちらが丈夫ですか?

A

「ヘリ巻き」は、ヘリがある分、フタに直接ダメージを受けにくいです。
ニスを何度も塗り重ねる「コバ塗り」は、簡単には剥がれませんが、
6年間お使いいただく中で、ご使用状況により剥がれる部分があります。
使い込むほどに現れるコバの風合いをお楽しみいただければ幸いです。

かぶせ裏・内装の
素材は何ですか?

A

かぶせ(フタ)裏には人工皮革、内装には合成皮革を使用しております。
どちらも水にも強く、お手入れしやすい素材です。
プリントのインクや鉛筆、クレヨンなどで汚れた場合は、
かたく絞ったタオルなどで拭いていただけるようになっています。

A4フラットファイルは入りますか?

A

生田のランドセルはA4フラットファイル収納が標準仕様です。
内寸サイズ 高さ31.0cm×横23.2cm×大マチ12.0cm

牛革とコードバン、ヌメ革の違いは?

A

加工した革、馬のおしりの革、
そのままの革。

簡単に言うとこうなります。それぞれの特徴を紹介します。

牛革
本革製のランドセルと呼ばれる中で、もっとも多く流通しているのが、この牛革でしょう。
6年間の使用に耐えうるように、表面加工がされたものがほとんです。
革のいいところである「時と共に育つ風合い」を活かし、
傷や水に強い加工を施した牛革を、生田は使用しています。

コードバン
馬のお尻の革のことです。
1頭につきランドセルのフタの部分が2枚しかつかえません。
「革のダイヤモンド」と呼ばれる、希少な革です。
そのため、牛革よりも高価です。
かなりの強度を持ち、シワになりにくく、独特のしなりがあります。
生田では、このしなりを最大限に活かすため、
たくさん開け閉めがあるフタの部分にコードバンを使ったランドセルも扱っております。

ヌメ革
ヌメ革は、植物系(タンニン)なめしをしています。
タンニンなめしの特徴は「本来の自然な革らしさ」にありますが、
その反面傷つきやすく、雨などの水に弱い性質を持ちます。表面加工をほとんどしていないので、天然素材特有の刻印があります。
これらもまた革だけの「あじ」と言えます。

本革製品とありますが何の革ですか?

A

弊社の手作りランドセルには、一般的な牛革製品とコードバン製品があります。
コードバンとは馬のお尻の革のことで、「革のダイヤモンド」と呼ばれる希少な革。
強度やなめらかさ、つやが美しい最高級素材です。

ランドセルの革の原産地はどこ?

A

牛革は、北米またはオセアニアから。
コードバンは、北フランス、またはポーランドのものを使っています。
生田の手作りランドセルは、これらの国からきた革を使ってランドセルを作っています。

ランドセルの素材の種類は?どんな特徴がある?

大きく分けると天然皮革と人工皮革の2つになります。
本革と呼んでいるものは天然皮革で牛の革やコードバン(馬のお尻の革)などがランドセルに使われます。
人工皮革は天然の革を模したものなので、人の手によってつくられた偽物の革になります。
それぞれメリットデメリットがあります。

本革
天然の素材なので、同じものがひとつもないということが特徴です。
また時と共に独特の風合いが育ちます。
少し重たくて、素材によってはシワになりやすいこと、元々水に弱いところが弱点です。
(生田のランドセルは撥水加工で雨や水が掛かっても大丈夫)
お子さまと一緒に表情を変えて、育っていくのが本革ランドセルだけの持ち味です。

人工皮革
人工的に、革の構造を再現した生地です。
軽く、発色が良く、雨や傷にも強く、本革では見かけない色が多いのも特徴です。
クラリーノやコードレ、ベルエースなど生地の製造メーカー毎に呼び名があります。
人工皮革の弱点としては加水分解することがあげられます。
加水分解とは水分や空気中の湿気によって発生する分解反応のことで、反応が進むとボロボロになったり、表面がベタベタするようになります。
もちろん6年間は持つように設計されていますので使用する上で問題はありません。

側面のナスカンは安全ナスカンですか?

A

安全ナスカン(外れるタイプ)ではございません。

反射材はついていますか?

A

ランドセルに反射材はついておりません。
セレクトオーダーのフタの鋲にプリズムというキラキラしたものがありますが反射材ではございません。
ランドセル購入者様のお声としてキーホルダーなどにリフレクターがあるものを購入してつけたりしている方も多いようです。

コバ塗りは6年間でどの程度傷みますか?

A

ご使用される状況により異なるためお伝えしにくいのですが、鞄・財布やベルトなどにも多く用いられているので、お手持ちの革製品でコバ塗りされたものがないか一度探してみてください。
生田のコバ塗りは独自の製法によりそれらの革製品よりも耐久性のあるコバ塗りに仕上げております。
お子さまがランドセルをロッカーなどに収納する時、コバ塗りの部分があたって擦れたり、欠けたりすることも考えられますので、それも踏まえたうえでご検討ください。
生田では6年間に1度だけ無料で塗りなおしをさせていただいております。

コバ塗りの塗り直しを2回目以降もお願いできますか?

A

塗り直しの回数制限はございませんが、2回目以降は有料となります。
6年間に1度だけ無料で塗りなおしをさせていただいておりますが、コバ塗りの風合いを楽しんでいただけている方が多いようで、過去に塗り直しのお申し出は数えるほどしかございませんでした。
塗り直しをするよりも、いい感じに味になってきたと思う方も多いようです。

発送・修理・保証について

ラッピング、のしの
サービスはありますか?

A

お届けは可愛い箱に入っています。
発送の際に送品用段ボールに入れて発送致しますのでラッピングはいたしかねます。
贈り物として、のしは承っています。
表書きは「御入学祝」となり、贈り主さまのお名前をお入れいただくこともできます。

のし
このように贈り主さまのお名前が入ります。
おじいちゃん おばあちゃん 愛称などでも対応可能です。

後で注文したお友達が
先に届いたのですが?

A

ランドセルは、ご注文の時期や種類・色によってお手元へのお届けの時期が異なります。
それぞれの革の入荷時期、種類や色ごとに、製作をさせていただいているため、
お友達やご親戚の方々と同じ日のご注文でも、出荷日が前後する場合がありますので、ご了承ください。

ランドセルが壊れた場合は?

A

ご安心ください。ご卒業までメンテナンスのご相談を承っております。
万一の場合は、電話・メールなどでご連絡ください。
また、必要により、無料で代替のランドセルをお送りいたします。安心の6年保証です。

安心の6年間完全無償修理保証

ランドセルの修理をして欲しいときは、どうすればいいですか?

A

ランドセルには6年間保証がついています。
生田のランドセルも、もちろん6年間保証付。また、私たちは、工房併設ショップです。

入学年の4/1から6年間、万が一破損した場合は、生田が責任を持って無料修理いたします。
内容によっては、持ち込まれてから最短10分ほどでお修理完了、お渡しが出来ることもあります。
遠方の方は、最短中1日でお修理も可能。工房ならでは、お修理の期間もなるべく最短で!
時間がかかる場合代替のランドセルもお貸しするので、ご安心ください。

※部品の交換が発生する際、部材がなければ、通常よりもお時間がかかってしまう場合があります。

安心の6年間完全無償修理保証

6年間の品質保証、
保証書をなくしたら?

A

弊社製品には、ランドセル工業会および弊社の6年間保証の保証書をお付けしています。
形状など一目で弊社ランドセルとわかりますので、
保証書を紛失された場合でも保証がなくなってしまう訳ではございません。
ご安心ください。

お手入れについて

ランドセルのお手入れ方法は?

A

一般的な皮革製品の場合、クリームやオイルなどを塗布してケアを行う場合が多いのですが、
生田のランドセルに使用している天然皮革(牛革・コードバン)は、十分に撥水加工が施されている丈夫な革です。
汚れたときは、放置せず早めにお手入れをすること。
汚れも落ちやすく、長く良好な状態でお使いいただくことができます。
むしろ、クリームやオイルなどのご使用は、ものによってランドセルの革の風合いを
損ねてしまう可能性も考えられますので、私共ではお勧めしておりません。
何か特別なケア用品などをお使いいただく必要はなく、
雨などに濡れた場合に水気を拭き取っていただく程度で問題ございません。

もし汚れが目立つ場合などは、

  1. まず乾いた布で拭いて砂ぼこリなどを落とします。(強くこするとキズがつくことがありますので注意して下さい。)
  2. その後に、うすめた(5倍ほど)市販の住居用中性洗剤にきれいな布等をひたしてかたく絞り、優しく拭きます。
  3. 中性洗剤が残らないように新しいタオルで拭き取ります。水に濡れた場合は、よく拭き取って陰干しした後、さらにカラ拭きして下さい。ベンジン・シンナー等の揮発性のものでは拭かないで下さい。
汚れやキズを防ぐために、ランドセルカバーを取り付けようと思っています。注意点はありますか?

A

ずっとつけたままは、危険です。
たとえば、夏場にずっと取り付けていると、こもった熱で化学反応をおこして、ふやける原因になることがあります。
そして雨が降った後。濡れて湿った状態のまま取り付けていると、糸目に水分が染み込んで、
内部から腐敗をおこしたり、においの原因になってしまうこともあります。一週間に一度は取り外しましょう。
ランドセルカバーは、使用方法さえ守れば、とてもいいアイテムです。

ランドセルカバーの適合サイズは?

A

かぶせサイズ

生田のランドセルのフタ(かぶせ)に取り付けるカバーの大きさについてお答えします。
かぶせ推奨サイズ 横 25.5cm × 縦 45.5cm
上記の表示があるものであれば、ちょうどよい大きさで収まります。

ランドセルが雨に濡れてしまいました。どうすればいいですか?普段のお手入れも、教えてください。

A

ランドセルのお手入れは、とても簡単です。
ヌメ革製のものを除き、特別なお手入れは必要ありません。
汚れた時には、硬く絞った清潔なふきんで優しく水拭き、その後、全体を乾拭きしてください。
水に濡れたときは、乾いた布で優しく水滴を拭き取ってくださいね。
生田のランドセルは、水滴を垂らしてもしっかりはじきます。
ただ、これだけは注意をしてください。
ドライヤー等で急激に乾かされますと、縮みやひび割れを起こすことがあります。
直射日光が当たらない場所で、自然乾燥をしてくださいね。

ランドセルの選び方

いろいろなランドセルがあって
迷います。

A

今は定番という色がない状態に。女の子だから「赤」、男の子だから「黒」ではなくなっています。
お子さまの好きな色のランドセルだと、やる気もあがるかも?
個性的な色をお子さまが希望する場合は、
好きな色を取り入れたオーダーランドセルで、世界にひとつのランドセルにしてみるのも。

次は、「ランドセルを背負ったとき、フィットしているかどうか」です。
それは身体に接している面積の多さでわかります。
肩ベルトや背中と、お子さまの身体の密着面積が多いと重さが分散、体感過重がかわります。
お店や展示会に足を運んで、いろんなランドセルを試着してください。
各地で展示会を開催いたしておりますので、ぜひお越しくださいませ!
展示会

重たいランドセルが多くて、子どもの体への負担が心配です。軽いランドセルが欲しいのですが…。

A

体感重量が軽くなる工夫に注目。
軽いランドセルを作るのは、むずかしい事ではありません。
生地を薄くしたり、補強材やパーツを減らせばずいぶん軽くなります。
しかし、それは安心して使えるランドセルとは言いがたいです。
生田が目指すのは、「丈夫で、背負いやすい」ランドセルです。
手作りランドセルには、お子さまにかかる重量の負担を減らすため、
「Sフィット」という肩ベルトを開発しました。
ランドセルが体に密着する部分が多いほど、お子さまが感じる重さは軽減されます。
点で支えるのではなく、体に密着する部分が多い「面」で支える優しい設計です。
100gは、A4サイズのノート、1冊ほどです。
200gは、両面開きの筆箱ぐらいの重さです。
実際は、それぐらいの差です。
重たさの表記より、背負い心地に注目してくださいね。

人気のあるカラーは?

A

毎年、流行りの色は変わります。
参考までに、生田の昨年度の人気カラーをご紹介いたします。

カタログで見るランドセルの色、革見本の色、そして、ホームページでの色が、違って見えます。

A

ぜひ、実際のランドセル見に来てください。
カタログにランドセルの写真を印刷する時、インクの濃淡や、印刷時の状況により、色むらが出ることがあります。
また、ホームページの場合は、ご利用の画面の明るさにより、色の見え方が異なってまいります。
何より、ランドセルは、外の光や室内、環境工の明るさにより、肉眼で見ても見え方が変わります。
生田の照明は、白色灯です。教室と同じぐらいの明るさを再現しました。
そして、お外の光の下で見ていただくこともおすすめしております。
光によって表情を変えるランドセル、たくさん背負って、違いを楽しんでくださいね!

展示会

何月までに購入すればよいですか?

A

半数以上の方が、年内に購入しているようです。
年々お客様がランドセルを探し始める時期が早くなっているようです。
人気のランドセルは早期に売り切れることも。
完売間近になりましたらHPのTOPICSにて告知させていただきます。

お店にならんでいる本革製のランドセルをよく見ると、キズのようなものがあるのですが…。6年間、きちんと使えるのでしょうか?

A

キズのように見えるのは「天然素材の証」
キズではなく、その動物の持っているシワやシミ、血筋(血管跡)が多数あります。
二つと同じものがない天然のもの。革にしかないものです。
生田では、6年間の使用に支障はないかをしっかりとチェックした上で
ランドセルのパーツ毎に革の裁断しております。
6年間問題なく使えます。ご安心ください。