生田ランドセル

コバ塗りのランドセルKOBA RANDSEL

2020年モデルは4月20日から受注開始

革の裁断面を滑らかに美しく仕上げる「コバ塗り」。
専任の職人が手がける、
大量生産ではできない一品です。

コバ塗りとランドセル

昔の中学生や高校生の鞄といえば、革製の手提げ鞄が主流でした。
これらは、当時から熟練の職人が手仕事でコバ塗りを施し、美しい仕上がりが目を引きました。
当社はその技を継承し、手作りランドセルにコバ塗りを復活させました。

グラインダーをかけ、ニスを塗り、バフを掛け、そして何度もサンドペーパーで磨いて表面を滑らかに。
そして、再びニスを塗り重ねる。この工程を繰り返し、美しい光沢になるまで仕上げていきます。
当社ではこの技術を継承した、コバ塗り専任の職人を置くことで実現しました。
ランドセルに求められる耐久性と美しいシルエットを兼ね備えた、大量生産では真似のできない、手仕事ならではの製品です。

コバ塗りの工程

ランドセル工房生田の職人によるたくさんの手作業を経て、コバ塗りは完成します。
丁寧に、素早く、心と技が一体となって出来上がる自慢のランドセル。

1.貼る

革の張り合わせは、全て手作業。
断面にズレや歪みやできないよう丁寧に行います。
後の仕上がりに影響する大切な工程です。

2.削る

断面の仕上がりをきれいにするために、均一に削ります。
角を面取りすることで、
なめらかな曲面に仕上げていきます。

3.塗る

コバ断面にニスを塗っていきます。
初めにニスを染み込ませ、その後何度も塗り重ねて、
美しい層を作り上げていきます。

4.磨く

サンドペーパーでコバ断面を念入りに磨きます。
塗る→磨く、を何度も繰り返すことで、
美しい質感を生み出していきます。

職人の技

最高級の素材にふさわしい質感と色に仕上げています。
「コバ塗りランドセル」の魅力は、なんといっても大人っぽさ。他のランドセルにはない甘すぎないフォルムやデザインが魅力です。
コバ面の仕上げも、上品なコバ色をつくり、マットな質感を出すために、丁寧に塗りと磨きを繰り返しています。
年月を重ねて魅力を増す、品格あるランドセルです。

コバ塗りランドセルの修理

簡単に剥がれることは無いようにしっかりと仕上げていますが、お使いの間に剥がれる部分が有るかもしれません。
コバ塗りのはがれ、すれ、色落ちが生じた場合、6年間に1回のみ無料補修させていただいております。

※2回目以降の修理は有料となります
※同じカラーでコバ塗りを施しますが、本体部の経年変化により微妙な色味のちがいが出る場合がございます。予めご了承ください。

コバ塗りのランドセル