生田ランドセル

生田のランドセル作りCONCEPT

ランドセルは、活発に動き回る子どもたちのためのもの。
ですから、丈夫でしっかりとした造りであることが第一です。
そして毎日使うものだからこそ、背負いやすく、快適なものを。
そんなベストバランスを求めて、職人たちが工夫を重ねてきました。
どのランドセルも、手に取っていただきたい自信作です。

選び抜かれた素材を、
こだわりとともに。

  • 牛革

    牛革

    牛革は生産地で特別な加工を施したのち、国内屈指のタンナーで再び丁寧になめし、しなやかで耐久性に優れた本革に仕上げています。共に過ごす6年間、天然の素材だけが持つ温もりがすぐそばに。
    原皮生産地:北米・オセアニア

    ※「なめし」(鞣し)は傷みを防ぎ、柔らかく保つために「皮」を「革」に加工していく工程。その専門業者をタンナーと呼びます。

  • コードバン

    コードバン

    馬の臀部(お尻)からしか採れない希少な高級皮革です。表皮から繊維だけを削り出して採ることから「革の宝石」とも呼ばれます。なめらかでしっとりとした質感を持ち、使えば使うほど独特の光沢が深みを増します。その繊維構造から牛革よりも高い強度を誇ります。世界有数のコードバン専門タンナーがなめしたものを使用しています。
    原皮生産地:北フランス・ポーランド

  • ソフト牛革

    ソフト牛革

    肩や背中などの直接触れる部分には、やわらかい牛革を使用しています。天然素材の革には小さな毛穴がたくさん空いています。この穴が汗などの水分を吸収し発散することで蒸れを防ぎます。使用するソフト牛革は、革の本場姫路でなめしを行い、本来の通気性・吸湿性を損なわないように、刷毛を使い手塗りで色付けしています。
    原皮生産地:日本

  • 大阪芸術大学によるオリジナルボックス

    大阪芸術大学によるオリジナルボックス

    ランドセルが届いたとき、期待に胸を弾ませながら開けてほしい。そんな願いを込めて、大阪芸術大学デザイン学科の学生がランドセルを収めるオリジナルボックスとランドセルバッグを企画・デザインしました。オリジナルボックスはお届けする役目を終えたあとも、おもちゃ箱や小物入れとしても使えるようになっています。みんなのきらきら笑顔が見たいから。わくわくと感謝の気持ちをみなさまの元へお届けします。

    デザイン/オリジナルボックス 片本 光咲 ランドセルバッグ 的羽 夏海

  • ❶お手入れラクラク

    撥水加工

    本来は水に弱い牛革、コードバンに撥水加工を施しているので、汚れも水もサッと一拭き。お手入れ簡単。

  • ❷便利

    両ナスカン

    両サイドにそれぞれフックを付けました。力の弱いお子さまも簡単に物を取り付けられます。

  • ❸背負いやすい

    スライド背カン

    背カンが左右別々にスライドするので、体型や動きに応じて肩ベルトが左右に広がります。ループ金具は収納できるので、じゃまになりません。

  • ❹丈夫で長持ち

    要所手縫い

    特に力のかかる部分は、丈夫な糸で手縫いし、補強しています。

  • ❺背負いやすい

    Sフィット

    肩ベルトには、生田オリジナルの「Sフィット」を採用。体に密着する面積が多くなるように開発。大きなカーブで体感重量を減らしました。

  • ❻安全

    防犯ブザー用フック

    防犯ブザーをぶら下げられるフックを両肩ベルトにつけています。利き手がどちらでも、いざというとき安心です。

  • ❼背中快適

    ソフト牛革・クリーンカット

    背中にあたる部分や肩ベルトには吸湿性に優れたソフト牛革を使用。通気性、横ズレ防止に優れ、背中にフィットするデザイン。

  • ❽お手入れラクラク

    時間割ネット

    フタ(かぶせ)裏には汚れが溜まりにくいネット状の時間割(プリント)入れが付いています。

  • ❾丈夫で長持ち

    角あて二重補強

    最もこすれやすい角部分は、二重巻きで補強加工しています。傷みにくく、耐久性抜群です。

  • ❿便利

    ポケット内側フック

    ポケットが大きく開閉し、内側のフックに小物をかけられるので、カギなどの大事なものをなくす心配がありません。

  • ⓫大容量

    アコーディオンマチ

    収納力もバッチリ。ポケットの構造がアコーディオンの蛇腹のように広いから、大きい筆箱や給食袋なども入ります。 ※画像は1年生教材の収納例です。

  • OPTION

    オプション・持ち手

    持ち運びに便利な持ち手があれば、ロッカーへの出し入れもラクラク。壁のフックなどにもスムーズに掛けられます。

ランドセルができるまで

最初は一枚の革から。

ランドセル作りは、革を裁断するところから始まります。
牛革もコードバン(馬革)も、天然の素材ですから、
一枚として同じものはありません。
経験豊かな職人がその目と手で確かめながら、
ランドセルの各部に適した部分だけを切り抜いていきます。

ひとつひとつが、
形になっていく。

革の厚みを調整する「漉き工程」、
ミシン縫いや手縫いによる「縫製」など、
200以上の工程を経て、1つのランドセルが形になっていきます。
すべての作業を自社工房で行い、
作り手の綿密な連携によって生み出されています。

そして、静かに
出会いを待つとき。

出来上がったランドセルは入念な製品チェックを経て、
ご注文いただいたご家庭に向けて旅立つ準備に入ります。
ランドセルとの出会いは、もう、すぐそこです。