生田ランドセル

失敗しないランドセルの選び方
それは先輩ママたちの生の声

ランドセル工房 生田でランドセルを購入いただいた1年生から5年生までの
お子さんをもつお母さん方に、オーナーズミーティング特別編として、
ランドセルの選び方について語っていただきました。

春からショップ巡りをして購入は5、6月頃。
請求したカタログが手元に届く頃にはすでに購入するものを決めていました。

司会:本日はよろしくお願いします。皆さんがランドセルを検討し始めたのはいつ頃ですか?
Mさん:子どもが年長になってすぐ検討し始め、ゴールデンウィーク前には購入しました。最初にホームページでいろいろなメーカーをチェックして候補を絞ってから、カタログ請求しました。
KIさん:今5年生のお兄ちゃんの時は夏休み明けの10月までに決めよう、と動いていたのですが、今は夏休み前になくなってしまうと聞いて、早めに動くようにしました。年々早くなってきてますね。
Tさん:私のところも早めに選び始めて、見に行くショップも本革手作りランドセルのお店に絞っていくつか決めていました。ランドセル選びで失敗したくないし、いろいろ悩んで検討するんだろうな、と思っていたんですが、はじめに来た生田さんで見たコバ塗りのブラウンのランドセルを息子がとても気に入って。「これがいい!」とその場で決めちゃいました。実は独身時代に、テレビで取材されていたのを見て生田ランドセルの存在は知っていました。その時に子どもができたらこういうおしゃれなお店でランドセルを買いたいなと思っていたので、実際にその通りになってうれしかったです。
KAさん:我が家の場合、いとこが生田さんのランドセルを使っていて、「革の質もいいし、デザインもいいよ」と聞いていたので、あまり他を選ぶことは考えていませんでした。
Yさん:私も割と早い時期に選び始めました。人に聞いたり、ネットで子どもとあれがいい、これがいい、と検討してカタログを取り寄せたのは生田さんだけでした。
Iさん:4月の終わりくらいから梅田や天王寺など、ターミナル駅の近くで展示会などがあり、家族で出かける時に立ち寄るようにしました。他には百貨店や工房系のショップへも見学にいきました。

オーナーズミーティング

お茶を飲みながら商品やホームページの改善点を語っていただいたり、ユーザー様同士近況報告し合ったり。工房とお客様、お客様同士がつながるコミュニケーションの場を築きたいと2016年から始めた取り組みです。今回はそんなメンバーにお話をうかがってみました。

革の品質、カラー使い、デザイン、丈夫さ、背負いやすさ、価格etc・・・。
ランドセル選びで失敗しないためにも、見るべきポイントはたくさん

司会:生田でランドセル購入を決めた理由は?
Yさん:色々なメーカーの革見本を取り寄せて、傷を付けて比較してみたのですが、生田さんのものは有名ブランドのものと比べても遜色なく、しかも価格がお手頃。うちはコバハナのミントベリーを選んだんですが、お花の刺繍は他でもあるんですが、なかなかこの色はないでしょう?うちの子はもう年長の時にはピンクを卒業しているのでこのカラーが気に入って購入しました。
Mさん:生田さんのランドセルを使っている甥の実物を見せてもらうと、5年生になっているのに型崩れもなく、とてもしっかりしていたんです。ランドセル購入時期が近づく頃、地域の子どもたちの通学の様子を気にして見ていると、革が変形していたり、肩ベルトの革がヒビ割れていたり、糸が部分的にほつれてきたりしているのもあって。6年間使うものだから確かなものを選びたいと、思い生田さんにしました。
KAさん:娘は小柄だったので、軽いなら人工皮革も良いかなと思っていたのですが、お店で本革のものを持ってみると、背負った感じがとても軽くて。重さじゃなくてベルトや背中の造りで全然違うんだなぁ、と実感しました。
Iさん:それに人工皮革のランドセルでも意外に高いでしょう?価格にあまり差がないなら絶対生田さんの本革ランドセルがいいと思います。
KIさん:本革でも人工皮革でも、長く使っていると傷んで風合いが変わってくると思います。時間が経った時にどう変わるか、がポイントです。本革のランドセルは傷みも味のある風合いになって、格好良く持ち続けられると思います。
KAさん:デザインが派手すぎないのも長く持ち続けられるポイントだと思います。娘はパッションピンクを欲しがっていましたが、低学年では可愛くても、高学年になったら飽きてくるでしょう?身体つきも変わってくるし、似合わなくなる可能性もある。でも生田さんのピンクなら大人っぽい落ち着いた色だし、ステッチや細かな部分に可愛らしさもあるから、話し合った結果、娘も納得してくれました。
Iさん:うちの息子も、当初は他の専門店で見た全面明るい水色のランドセルが気に入っていましたが、親としては派手すぎる色には抵抗があって。子どもらしくかわいい色も、1年生の息子にはとても似合うと思うのですが、成長して体が大きくなってからも使い続けることを考えると、完全に子どもの好みだけでは選べない部分もありますね。
司会:親子の好みのバランスをとるために、パーツを選べるオーダーメイドランドセルを購入される方も多くいらっしゃいます。
Mさん:私はオーダーメイドランドセルにしました。娘はピンクが大好きなのですが、お店でいろいろと背負わせてみると、娘の雰囲気にはキャメルがとても似合っていて。その場では「キャメルもよく似合うよ」とさり気なく提案しておいて、家に帰って生田ランドセルのホームページで「セレクトオーダーシミュレーション」をやってみました。表革はキャメル、内装や背中をピンクに、と親子で納得いくまで試した結果、娘の雰囲気にすごく合ったオーダーメイドができて。子どものテンションも上がって、ものすごく喜んでくれました。

マイ・手作りランドセル

生田のオーダーメイドランドセルでは、本体、フチ・前ヒモ、糸色、内装、鋲など、たくさんのパーツを自分好みにオーダーできるから、お子さんの好みはもちろん、家族の思いを全部1つのランドセルにこめることも可能です。オーダーではないスペシャルランドセルでも、工房のワークショップに参加すれば、自分で作ったオリジナルパーツを付けることもできます。

良いものを大切に扱って長く使う
そういう心を育みたいから

司会:実際に使ってみて品質面やお子さんの様子はいかがですか?
Mさん:2年生なのでまだまだきれいです。ランドセルだけじゃなく、鞄でも靴でも、良いものじゃないと長持ちしませんよね。結局、質の良いブランドがやっぱり長持ちするし、使っているうちにだんだんブランドにも愛着が出てくるように思います。
Yさん:うちのように女の子でネイビーは珍しいけれど、落ち着いた感じが娘にも似合っていて、今でも「すごく気に入っているよ」と言ってくれます。大切に扱ってくれているのを見ると、ちゃんと選んでよかったなと思いますね。やっぱり天然素材のものは長年使っているうちに愛着がどんどん湧いてきます。おもちゃもそうで、家にはおばあちゃんからもらったNaef社の積み木があるんですが、木の色が変わってきても味が出てきて良い感じです。
Tさん:私のところは男の子だから選ぶときも早かったし、決めたらもうそっけない(笑)。自分で選んだから気に入っているんでしょうが、丁寧に扱っているかというとなかなか・・・。6年間本当に大丈夫かな、と思ったりもしますが、6年間保証についているし、ショップのすぐ隣に工房があるので、いざ修理というときもすぐに直してくれそうなので、安心だな、と思っています。
KIさん:丈夫なボルサ革を使ったランドセルを選んだのですが、ボルサにしてよかったと実感しています。お兄ちゃんはペンタスでしたが、下の子は活発なので扱い方も乱暴。生田さんならしっかりした手作りだし、Tさんがおっしゃるように、万一故障しても工房で修理してもらえるから安心して使い続けられます。小学校入学にあたり、もう一つ重要だったのが勉強机。我が家では、イラストレーターをしている父が仕事机として使っていた一枚板を譲り受け、足をつけて勉強机にしました。おじいちゃんから受け継いだものだから、大切に使おうという気持ちになるでしょうし、そこに自分がつけた傷や汚れも、思い出として残っていきますよね。ランドセルも同じように思ってくれたらと思います。

工房のワークショップ

工房では見学だけでなくさまざまなワークショップを開催しています。ランドセル選びをきっかけに、子どもたちにものづくりへの理解やものを大切にする心を育んでほしい。そんな思いから、キーホルダーやポシェットなど革小物づくり体験を開催しています。ご家族揃ってご参加ください。

様々な体験と人々の思いが詰まった
自分だけの特別な宝物

司会:お話をうかがっていると、ランドセル選びを通して皆さんが普段から大切にされている価値観みたいなものが伝わってきます。
Iさん:親の思いもあるけど、子どもも子どもなりにこだわりがあるから、納得できる着地点は親の思い通りに、というわけにはいかないですよね。我が家は義母が入学祝いにランドセルを買ってくれたのですが、事前に親子で紺のランドセルにキャメルの糸と決めていたのに、子どもに「好きなの選んでいいよ」と義母が言った途端、水色の糸になりました(笑)。本人は最初、全面水色と言っていたぐらいだったから、その程度はいいか、とこっちも納得して(笑)。ランドセル選びのいろいろな場面での出来事が、後から考えると楽しい思い出になっています。
Yさん:どんな人から買うか、っていうのも大事じゃないですか。百貨店とかでもいろんな店員さんの説明を聞いたんですけど、このお店では、この人がそう言うなら間違いないだろうと思えたんですよね。自社の本革ランドセルだけでなく、人工皮革のランドセルのメリットも丁寧に説明してくれて、アットホームな雰囲気と誠実な対応が好印象でした。失敗しないランドセル選びをするにはお店との出会いも大事なポイントなんだなと思いました。
司会:生田では工房見学やワークショップも実施しています。今日集まってくださった皆さんはほとんど参加いただいていますが、参加された理由や感想を聞かせてください。
Tさん:自分が6年間使うランドセル、しかもおじいちゃんがお金を出して買ってくれるランドセルが、どこでどのように作られているかをわかって欲しいと思ってワークショップにはなるべく参加しました。
KAさん:我が家はランドセルのパーツを自分で作るワークショップに参加しました。肩ベルトの下の方に付いているベルトを通す小さい革のパーツなのですが、好きな革色を選べるんです。いろいろな色に目移りしてしまいましたが、そこは私が誘導して(笑)。最終的に2色にしました。
Iさん:うちの子は全部違う色にしていました。オーダーメイドでベースは紺色だったのですが、そこだけ茶色、キャメル、黒、緑とか(笑)。何色も使って、とても個性的な仕上がりでしたが、オリジナルなんだからそこは好きにしたらいい、と。まさに世界でたったひとつのランドセル。子どもにとっては思い出も含めて特別な宝物になったんじゃないかと思います。
Tさん:楽しいワークショップでしたよね。生地の裁断やミシンの操作を職人さんに教えてもらって、意外とスムーズに作れたので子どもたちもとても喜んでいました。「できた」って子どもが思えるようにしてくださっている心遣いがうれしかったですね。すごくいい思い出になったと思います。
KIさん:うちは革のポシェットを作るワークショップに参加しました。うちは普段使いやすい色にしたんですが、ランドセルとお揃いの色にしてもいいと思います。アットホームな雰囲気で、親子でいろいろな関わり方ができるメーカーさんだと思います。
司会:ありがとうございます。ランドセル購入を検討されている方だけでなく、購入後のユーザー様とも良い関係を築いていけるよう、いろいろな仕掛けを考えていきますので、これからも応援をよろしくお願いします。

ユーザーの声を集めました

ランドセル工房 生田の評価

先輩ママからのアドバイス

  • 実物を見て子どもに背負わせてみないとやっぱり重さは実感しづらいです。
  • おじいちゃん・おばあちゃんがお金を出してくれるときは、買いたいランドセルを絞ってから行く方がスムーズ。
  • 子どもを連れていくなら開店後すぐの時間に。眠たくなる時間帯は避けて行ったほうが良いと思います。